Wandering Blues
高校時代の僕はブルースばかり聞いていた。
受験勉強も人並みにはしたが、そのときもカセットでブルースを聞きながらだった。
"Gone Dead Train"なんていうタイトルの曲を聞きながら勉強する、という
今思うとかなりヘンな高校生。
大学の合格発表のときはLPを百枚ぐらい持って、泊まり先の親戚の家に行った。
(重かった…)
親戚の家には中学生のいとこの女の子(けっこうかわいかった)が二人いたが、
そこでいきなりJohn Lee Hookerの"Wandering Blues"をかけたのはさぞ不気味だったろう。
その上、大学に入って詰将棋にはまった訳だから、「モテナイ君」一直線だった。
ここ十年ぐらい(?)僕もバランスが取れてきて、モテの波、とまでは言えなくても、
どちらかと言えばモテる方になった(と思う)のだが、
残念ながら、若い頃のようなモテ願望はなくなっていた。
もう一度高校生からやり直したい、という気がふとすることがあるが、
もう一度やってもたぶん同じだろう、と思う。後悔はしていない。

