禁じられた遊び ―解説感想:第6番~第8番
第6番、第7番はかわいい小品、と通り過ぎそうだが、実はここにも後に中長編で展開される巨椋氏の方法論が萌芽的に含まれているという。
捨駒の強さが次第に上がる、という構成。著者はこれを「クレッシェンドの法則」という。
これが長編に適用されると、短く切れ味のよい収束、ということになる。
反対にディミヌエンドとなるのは主眼部が終わってから置駒を延々と捌く構成。
こうした超短篇の創作でも方法への意識を持ち、その方法が一貫していることに感動を覚える。
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