Dangerous Highway
Eddie Hintonの“Dangerous Highway”は、典型的なサザンソウルスタイルの三連バラードである。
Eddieの歌はよれよれのOtis Reddingというところか。お世辞にも上手いとは言えないが、
その歌にはブルースがある。
Eddieは白人である。しかし、いわゆるブルーアイド=ソウル・シンガーではない。
彼は作曲や演奏だけでなく、Fameスタジオのソウル・シンガーたちにデモテープを提供していた。
その関係は相互的だ。
アメリカ黒人(アフリカ系アメリカ人)音楽は「黒人の黒人による黒人のための」音楽では必ずしもない。
60年代ソウル・ミュージックも例外でなく、白人の貢献も大きい。それはあくまで「雑種」なのだ。
Eddie HintonやDan Pennの歌は「黒人らしさ」のようなものは感じさせないが、
間違いなくソウル・ミュージックに聞こえるのはたぶんそのためだ。
“Dangerous Highway”は徹底してモテない男の歌である。
Every girl I need ,that ain't willing to kiss me,don't wanna fall in love.
They keep running my feeling more and more,but a man needs a woman,you know.
I've been traveling on the dangerous highway 'til I find someone to love me.
これは相当カッコわるい。モテなさのポジティブ・フィードバックが起こってしまいそうだ。
しかし、それが反転してカッコよさになっているところがEddie Hintonの魅力なのだ。
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